Windows 10では以下の挙動となる。
-m引数で、nodokaを起動し、def option mouse-event = trueの時に、 UACの管理者権限ダイアログは操作できる。(Helpの記述では、押せないことがあると書いてあるが、これはVistaや7の場合) その後起動した管理者権限のアプリは操作できる。 しかし、その起動した管理者権限アプリが動いている間は、他のアプリへのマウス操作が出来ない。
恐らくこのバグに関連して、タスクマネージャーでも同様の事象が発生するようです
掲示板での問い合わせ内容を以下に示します。
Windowsのバージョン10, 11でも同様。 本件は、管理者権限が必要なダイアログに対し、その処理ができるよう manifestに uiAccess='true'を付けて署名を付けることで 実現しているが、その際、管理者権限不要なダイアログへの処理が出来なくなるという弊害。これを回避するには 通常のアプリ向けには通常の状態でアクセスできるような仕掛けを用意することが考えられるが、以下にあるような解説記事では そのようなことは記載が無い。
Windows11 22H2 で -m オプションをつけて起動し、def option mouse-event = true とした状態で不具合が発生しています。 不具合の内容は、タスクマネージャーやコンピュータの管理、グループポリシーエディタなど、 Windowsのシステムツールをforegroundにしていると、非システムツールのウインドウや タスクバーをクリックしても反応しないというものです。 タスクマネージャーがforegroundのとき、コンピュータの管理をクリックして アクティブにするようなことはできます。
マウスイベントフックの機能を使っている場合、イベントビューアの 「現在のログをフィルタ」ダイアログで、「イベントソース」のドロップダウンを マウスでクリックした場合、ソースの一覧が表示されません。 ALT+↓キーを押下すると表示されます。