1985年のプロジェクト開始から進化を続けている「電子カルテNOA」が第8世代へ移行しました。 UNIX 上の Emacs と Lisp 言語による開発で始まったおそらく史上初の電子カルテは、その後、NeXT 社の NextStep, NEXTSTEP, OPENSTEP へと移行を続け、Steve Jobs が Apple 社へ返り咲くとともに MacOSX へ移行しました。「電子カルテは OS やハードウエアに依存せず使えるべき」という理想の実現に向かいデスクトップ・アプリからウエブ・アプリへと進化。「長年の成果を社会に還元すべき」という意志で2009年からオープン・ソースとして無償で配布してきました。 このたび、HTML5 や CSS3 を使った第8世代 NOA へステップ・アップするとともに、配布基盤を Google site から sourceforge.jp へと移すことになりました。NOA システムは MySQL を DB とし、サーバ側で PHP クライアント側で javascript を使い動いています。Web アプリですので、回線のセキュリティー確保さえできれば、往診先から自院の電子カルテにアクセスもできます。