[MUSASHI-users 479] Re: AGM 実行結果に対する疑問点について

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Takashi Washio washi****@ar*****
2005年 1月 29日 (土) 03:37:04 JST


Handa様

以下につき学生と調べました。

>サンプルデータの結果は、
>agmの解析結果として想定している結果なのか、
>どうかということをお伺いしたかったのです。
>
>サンプルデータの結果をみますと、
> ======
>    <Graph graphId="2" miningStatus="induced" support="1.000">
>      <Vertex vertexId="1" dimension="1">
>        <VertexLabel field="atomy" value="1"/>
>      </Vertex>
>    </Graph>
>    <Graph graphId="3" miningStatus="induced" support="1.000">
>      <Vertex vertexId="1" dimension="1">
>        <VertexLabel field="atomy" value="2"/>
>      </Vertex>
>    </Graph>
>  ======
>このような結果があります。
>
>この結果は、
>"1" というグラフと
>"2" というグラフだと思われますが、
>私が想定していた化合物解析におけるagmの結果は、
>"C:C-O"のような原子のグラフであって、
>"1:2-3"のような頂点IDのグラフではありませんでした。
>
>ということで、
>サンプルデータがまったくのサンプルなのか、
>そうでないのかをお伺いしたかったわけです。
>
>
>そして上記の結果が、まったくのサンプルで無かった場合、
>疑問点2として、頂点IDのグラフではなく、
>原子のグラフを結果として出力することは出来るのか、
>お伺いしたかったわけです。

Handa様はこちらのサンプルデータを用いていると思います。

1.http://musashi.sourceforge.jp/diff103to104/agmGraphML2.xml
このデータはXMLテーブルのデータをコマンドでGraphMLに変換したものです。

2.http://musashi.sourceforge.jp/diff103to104/GMLsample.xml
こちらは解説のところで用いられているサンプルデータです。
こちらのデータでしたら問題なくプログラムは動きます。

プログラムの仕様では、各Vertexの中のはじめに出てきたVertexLabelタグで
記された値をラベルとして用いてマイニングを行います。

1の方では以下のような記述があります。

<Vertex vertexId="4" dimention="2">
  <VertexLabel field="原子" value="4" /> 
  <Vertex field="元素名" value="Cl" /> 
</Vertex>

一つ目に現れたVertexLabelの値を用いるので
ここでいうvalueの値"4"をラベルとして扱います。

一方2のほうでは

 <Vertex vertexId="2" dimension="1">
  <VertexLabel field="atomy" value="H" /> 
 </Vertex>

一つ目に現れたVertexLabelの値="H"をラベルとして扱います
よってこちらでは正常にプログラムは動きます。

ですので2のようにVertexLabelタグに実際の原子記号を書けば
ご希望のような解析結果になります。

お分かりいただけましたでしょうか。

鷲尾





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