[MUSASHI-users 60] Re: 【バグレポート】libiconvへの依存が残っています

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Satoshi MACHINO machi****@vinel*****
2004年 1月 9日 (金) 17:53:00 JST


まちの です。

On Fri, 09 Jan 2004 17:28:36 +0900
Yukinobu Hamuro <hamur****@adm*****> wrote:

> こちらで、rpm --recompile musashi-1.0.3-0.pre2.src.rpm
> を実行した際のログを見ると、ご指摘のコンパイルについては、以下のようにlibiconvを利用していないようになっています。
> なぜでしょうか??

補足でも書きましたが
羽室先生のrebuildされたPCにlibiconvはインストールされていますか?

1.0.3-pre1をインストールされていた環境では
(この対象が少ないので無視しても良いかもしれません)
libiconvがPCにインストールされているはずです。
その状態でrebuildするとconfigureではiconvを探すのでOKなのですが
実際のコマンドをbuild時になぜか -Iされてます。

> ・glibcのパッケージから提供されるライブラリ(libc.so)には、既にiconv関連の関数(iconv_open()やiconv()など)が既に実装されている。

おそらく。

> ・それらの関数が呼び出されたときは、/usr/lib/gconvの下にある各種エンコーディング変換モジュールが動的に呼び出される。

はい。

> ・すなわちlibiconvライブラリは利用されておらず、必要ない。

少なくともlinuxで言えば
glibc-2.2.x以降のバージョンであれば
libiconvは必ずしも必要ないはずです。
# glibcに含まれるiconvで機能不足な何かがあればlibiconvの方が
# 必要になる事は十分考えられます。

> ・一方で、Cygwin環境のglibcでは、gconvが付属していない。

すみません、これはよくわかりませんが
おそらくそうなのでしょう。
Linux以外には普通含まれないと思いますし...
# FreeBSDとかにもないはずです、そもそもglibcと言わないかな。

> ・そのため、libiconv.soが必要となる。

.soが必要になるかはまた別ではないでしょうか?
glibcのiconvはlib化はされていません。
あくまでiconv()のみです。

> ただ、上でご指摘されたように、SRPMからrebuidした時にlibiconv.soをリンクしているというのは疑問が残りますが。。。
> なぜでしょうか?

ですから、これはrebuild時にlibiconvがあれば
configureでは見ていないけど実際はリンクされるという事だと思います。
# cygnusと同じ状況になる

> 結論を言うと、MUSASHIのLinux上では、libiconv.soは必要ないと考えます。

わかりました。
libiconvのない環境では問題なくrebuildできましたので
大勢に問題ないと思います。
お騒がせしました。

-- 
Satoshi MACHINO 
<machi****@yendo*****>
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