[Musashi-devel 25] Re: xt2gml コマンド

アーカイブの一覧に戻る

Takashi Washio washi****@ar*****
2004年 8月 17日 (火) 07:41:38 JST


羽室先生

遅くなりました。

>私の経験だけで話をしますと、方法1)によるものは混乱をきたすのではと考えています。
>この問題はRDBでプライマリキー(entity)を項目の組み合わせで設定するか、
>もしくはシーケンシャルな番号を裏で設定するかの差と同じような話だと思われます。

さてどうしましょう?
化学式のように一般的なグラフの場合には、entityとしてもvertexにユニークな
キーが付けられません。またネットワークの例題などで、同様な事態が考えられます。

それに対して

>>><Vertex vertexID="1" dimension="2">
>>>  <VertexLabel field="ID" value="1">
>>>  <VertexLabel field="atomy" value="H">
>>></Vertex>

こういう変換になるのは使いづらい気がします。もっとも、MUSASHIテーブルで
グラフデータを表すことは少ないかも知れません。逆にいうと一般的なグラフに
関してMUSASHIテーブルのような表で表すことの限界かも知れませんね。やは
り、一般的なトポロジーが問題になるようなグラフデータには、表ではなくGraphML
そのものの表現が必要になるし、xt2gmlを使うべきではないのかも知れません。
あくまでユニークキーを既存のデータ項目として書ける範囲の表で表されるもの
について、xt2gmlを使うという風に割り切れば、解決策2)でもいいと思います。

鷲尾





Musashi-devel メーリングリストの案内
アーカイブの一覧に戻る