[JM:03701] Re: [POST:RO] GNU tar 全 man ファイル(add_ja)

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matsuand michi****@gmail*****
2022年 5月 21日 (土) 15:14:27 JST


matsuand です。
返信ありがとうございます。

On Sat, May 21, 2022 at 11:57 AM 長南洋一 <cyoic****@maple*****> wrote:
...
> この記事は、むしろ、info コマンドで表示される Copyright やライセンスの
> 告知は、メインファイルに書いてあるものだけなのだから、きちんとした形で
> 書くのはメインファイル中だけでよく、他のファイル中の同内容の記述は、
> コメントやコメント中の参照指定でよい、と言っているだけではありませんか。

ご指摘につきまして納得します。
自説の傍証にでもあるかと、都合よく解釈おり、中身をつぶさには
見ていなかったものです。お手数おかけし失礼しました。
これに係わる論を撤回します。

> まず、挨拶は、相手に聞こえるように、わかるように言わないと、
> 意味がありません。謝辞とか Acknowledgment というのは、要するに
> 挨拶でしょう。ですから、そうしたものは、普通、特別なことをしないでも
> 見えるところに書いておくものではないでしょうか。紙の本ならば、
> 前書きか後書きに。man ページや info マニュアルや pdf ファイルならば、
> そうしたものを読むために普段使うツールで読めるところに (つまり、
> less などではなく、man や info や pdf リーダーで読めるところに)。

これは書籍の例などからも、一般論として理解します。
したがって長南さんのご説明は妥当です。

一方で、オープンソースソフトウェアの謝辞のあり方として、
ソーストップディレクトリに "THANKS" なる拡張子なしファイル
を設けることも、やや慣行的に行われています。手元にたまたま
あった数々のソースディレクトリを find したら、20 数個ありました。
200 くらいウォッチしているソースのうちの 20 個なので、そんなに
多いものではありませんが、かと言って少ないこともありません。
この意味でいうと、謝辞をどこまで、どこに、どのように記せば、
謝意が伝えられるかという観点は、いろいろあるものと指摘させて
いただきます。

それと本当はもっと掘り下げて語りたい以下の内容があります。
長南さんは、実際に本件 ja.po の引用にあたって、謝辞を表しており、
それは引用元の明記と謝辞を、いっぺんに翻訳者謝辞というセクション
内で行っていたわけですが、本来的には引用と謝辞は別物のはずです。
謝辞は書かなくてもよいものです。引用元は明記しなければなりません。
ごちゃまぜになってきたような気がします。ここまでの指摘とします。

> 一般的な謝辞については、私だったら、要らなくなったことがはっきりして
> いるものは消しますが、曖昧なものは念のために残しておきます。それで
> 誰も困らないでしょうから。とは言え、そのへんは現在の校訂者の考えに
> 任せてよいと思います。そろそろいらないだろうというのも、一つの判断です。
>
> 引用について対象になるのは、「どこどこは何々さんの翻訳を使わせて
> いただきました」といった記述でしょう。たいていの場合、場所がわかって
> いるのですから、その記述を消すか残すかの判断も、そんなに難しくないだろう
> と思います。

結局のところ、目の前にある事案として ribbon さんが対処する、
あるいは matsuand が原因を作り出したのだから matsuand が対処
するかもしれない、"tar 翻訳" への謝辞の表現の仕方についての、
一定の合意が必要かと思います。

私は [JM:03695] において、一つの提案として
> .\" Updated and modified (tar-1.32) Wed Feb 26 18:15:15 JST 2020
> .\"         by Yuichi SATO <ysato****@ybb*****>
> .\"         and Yoichi Chonan <cyoic****@maple*****>
> .\"
> .\" tar の出す警告文は、Masahito Yamaga さんによる tar-1.32
> .\" のメッセージカタログの翻訳を利用させていただきました。
> .\" お礼を申し上げます。 ただし、このマニュアル内で読みやすいように、
> .\" すこし手を加えたところもあります。ご了承ください。
> .\"
を一つの案として示しました。
要は長南さんがこれを納得されるかどうかです。

選択肢はこれだけではありませんから、長南さんがこうすべきと
お考えになる具体的形式を、ribbon さんかあるいは matsuand
にお示しになることが必要になろうかと思います。長南さんのこれまでの
実現形式は patch を当てて「翻訳者謝辞」を実現なさっていました。
これを後続の翻訳者に対しても、全く同一形式で求めていきますか?
patch を使うかどうかは本質的ではなく、謝辞本文をどう記載すべき
かの具体的指示というかお考えの表明が必要と思います。

もろもろご意見をお聞かせください。


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