On Sat, May 1, 2021 at 8:47 PM matsuand <michio_matsu****@yahoo*****> wrote: > > matsuand と申します。質問です。 > > man ページの中には help2man を用いて > --help の出力結果を(簡易に?) man ページとしているものがあります。 > このような man ページの訳出は、どのようにするべきでしょうか。 > すでに対応例があるでしょうか。 2種類の事例があります。 ひとつは help2man で生成された roff ページを直接翻訳するもので、 もうひとつは ja.po から help2man を使って翻訳されたページを生成するものです。 お好きな方を採用すればいいと思います。 前者が基本形です。もともと JM は roff ページを直接編集して翻訳する形で スタートしましたので、この形のページはいくつかあります。 検索したところ、GNU_fileutils, GNU_sed, GNU_texinfo が該当しました。 # 余談: GNU_fileutils はもう用済みですね。coreutils に統合されているので。 後者は GNU_coreutils の翻訳で使っています。私が主にメンテしているのですが、 コマンドのメッセージの翻訳もやっているので、ja.po (と include files) を翻訳して、 そこから help2man で日本語マニュアルページを生成しています。 coreutils の翻訳は Translation Project https://translationproject.org/html/welcome.html で管理されているので、更新した ja.po に反映しています。 メリットは、コマンドのヘルプと manpage の表記が一致することと、日本語 manpage だけでなくコマンドのメッセージの翻訳もやっている場合は一石二鳥になること。 デメリットは、PO ファイルを翻訳する場合は、直接マニュアルに関係のないストリング もあるので、日本語の manpage のためだけに PO を翻訳するのは、オーバーヘッドが 大きいような気もすること。あとは手順が面倒。 > 以下は現在私が翻訳したいと思っているものですが、 > GNU autoconf > GNU automake > GNU config > > これらはすべて help2man により man ページが生成されます。 > > つまり、ま正直に捉えれば、それぞれのパッケージの各ツール類の > gettext PO を日本語化し、日本語出力対応している help2man を利用して > 日本語化 man ページを生成する流れとなります。 > > そうすべきものですか? > 私は man ページを直接編集するので構わないのではないかと捉えます。 ここまで書いていて気付いたのですが、 autoconf も autoconf も GNU config も PO ファイルでのメッセージ管理は していないので、そもそも PO を使って翻訳というのはできませんね。 help2man の注意書きは、英語の man を修正する際は、 シェルスクリプト内のメッセージを直してということになります。 したがって、roff を直接翻訳するしか選択肢はないではないでしょうか? 以上です。 > > 各位はいかがですか。よろしくお願いします。 > > matsuand > michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp > > _______________________________________________ > linuxjm-discuss mailing list > linux****@lists***** > https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linuxjm-discuss