matsuand です。 man ページのオリジナルを準備する際の留意事項その2です。 今、util-linux の翻訳作業中なのですが、 そこで気づいたこととして、以下の状況があります。 (1) ソース tarball 内に man ページが含まれている、 (2) ただし make install すると、必ずしもすべての man ページをインストールするわけではない。 よくよく見ると、XXX.1 などの man ファイルが用意されて いるにも関わらず、 Makefile 内ではそれがコメントアウト されている、といった状況です。 util-linux-2.37.2 の実際で言うと、そういった man ページ には、以下がありました。 chfn.1, chsh.1, line.1, login.1, newgrp.1, pg.1, runuser.1, setpriv.1, su.1, write.1, fdformat.8, tunelp.8, vigr.8, vipw.8 状況は深く知らず、調べることもしていませんが、 実装が古くなったり、他パッケージの同等ファイルに 道をゆずったり(?)といった状況でしょうか・・? 留意すべき内容としては、以下になります。 tarball 内の man ページを見ただけでは、 対象とすべきオリジナル man ページであるかどうか は分からないため、以下のいずれかが必要: ・実際に(疑似的にでも) make install する。 ・make -n install で結果確認する。 ・Makefile{,.in,.am} を読んで確認する。