[JM:02862] manページ翻訳時の留意事項その2

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 8月 19日 (木) 18:55:22 JST


matsuand です。
man ページのオリジナルを準備する際の留意事項その2です。

今、util-linux の翻訳作業中なのですが、
そこで気づいたこととして、以下の状況があります。
(1) ソース tarball 内に man ページが含まれている、
(2) ただし make install すると、必ずしもすべての
 man ページをインストールするわけではない。

よくよく見ると、XXX.1 などの man ファイルが用意されて
いるにも関わらず、 Makefile 内ではそれがコメントアウト
されている、といった状況です。
util-linux-2.37.2 の実際で言うと、そういった man ページ
には、以下がありました。
chfn.1, chsh.1, line.1, login.1, newgrp.1, pg.1,
runuser.1, setpriv.1, su.1, write.1, fdformat.8,
tunelp.8, vigr.8, vipw.8

状況は深く知らず、調べることもしていませんが、
実装が古くなったり、他パッケージの同等ファイルに
道をゆずったり(?)といった状況でしょうか・・?

留意すべき内容としては、以下になります。

tarball 内の man ページを見ただけでは、
対象とすべきオリジナル man ページであるかどうか
は分からないため、以下のいずれかが必要:
・実際に(疑似的にでも) make install する。
・make -n install で結果確認する。
・Makefile{,.in,.am} を読んで確認する。


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