[JM:02812] Re: [POST:DP] GNU diffutils 3.8 cmp.1

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matsuand michi****@gmail*****
2021年 8月 6日 (金) 11:24:49 JST


2021年8月6日(金) 9:56 長南洋一 <cyoic****@maple*****>:
>
> 長南です。
>
> ここのところ、体調不良のため、JM のメールをきちんと見ていないので、
> 余計な指摘だったら、あやまります。
>
> diffutils の man は GNU の簡易版マニュアルですから、基本的に
>
>   help2man -L ja_JP.UTF-8 diff >diff.1
>
> とかで、日本語 manpage ができてしまうのではありませんか (coreutils などと同じ)。
> そうやって生成された翻訳が、そのままでは使えないということはあるでしょうが、
> 翻訳チェック時の参考ぐらいにはなると思います。それを元に、手を入れるという
> 行き方もあるでしょうし。
>
> すでにご存じだったかもしれませんが、ご存じなかった場合は、いわゆる車輪の
> 再発明をなさっているわけで ...。もっとも、私としては、翻訳では車輪の再発明は
> よいことだと思っていますけれど。

ご心配には及びません。
help2man からのものであるかどうかは、
実物を見ずに進めても po4a 処理が教えてくれるので、
これまで手掛けたすべてにおいて承知しています。

help2man だけでは、まともな man ページが出来ないから、
だから help2man を経ずに、直接 man 翻訳をする、という
判断をしているのがほとんどです。

それ以外にも理由があります。
help メッセージの訳が不十分、不適切、最新に合わない、
当プロジェクトの翻訳雰囲気に合わない、ということも発生します。

これを言い出すと、man ページが1次ソースではない例は、
help2man の形式だけでなく、asciidoc のものもあるし、
texinfo のものもあるし、といろいろです。すべてにおいて、
1次ソースから訳していくことが、理想的であるともいえますが、
そこは個々の実務的判断次第かと思います。

なお help2man 形式からの翻訳おこしは、あらゆる対象
パッケージにて、当方では行っているので、移行作業は
容易です。最終的には po4a に結び付ける流れをすでに
作り出しているので、po4a で言う *.pot を作り変えるだけ
の話です。これを表に出していないのは、ただ単に、
価値がないと考えているからです。


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