長南洋一
cyoic****@maple*****
2011年 10月 3日 (月) 10:20:48 JST
長南です。 Takahashi さんのメールより [JM:00432] > >>> .B @ >>> ---- (中略) ---- >>> .\"O If the double-quoted expansion occurs within a word, the expansion of >>> .\"O the first parameter is joined with the beginning part of the original >>> .\"O word, and the expansion of the last parameter is joined with the last >>> .\"O part of the original word. >>> 単語の中でダブルクォートの展開が行われるときには、 >>> 最初のパラメータの展開結果に元の単語のダブルクォートより前の部分が >>> 結び付き、最後のパラメータの展開結果に元の単語のダブルクォートより >>> 後の部分が結び付きます。 >> 「結び付き」という言葉が曖昧なのかもしれません。「結び付く」と >> 言っても、いろんな結び付き方があるでしょう。ここでは「一つの >> 単語になる」、つまり、間に空白を持たない結び付き方なわけで ...。 > 長南さんの懸念するポイントが「結び付き」という表現であると考え、以下の > ように語順と単語を変えて変更しておきます。 > > 単語の中でダブルクォートの展開が行われるときには、 > 元の単語のダブルクォートより前の部分の後に > 最初のパラメータの展開結果がつながり、 > 最後のパラメータの展開結果の後に > 元の単語のダブルクォートより後の部分がつながります。 語順を変えたのは、よさそうですね。「後に ... つながり」という 言葉を使うことで、空白なしで結合するという感じを出そうとなさった のもわかります。 でも、原文を読み、議論を続けてきたので、わたしには高橋さんの 意図がわかりますが、この部分をはじめて読む読者にそのへんを 汲み取ってもらえるかどうか。いっそのこと、「元の単語のダブル クォートより前の部分と最初のパラメータの展開結果が一語になり」 としてしまうのは、どうでしょう。主語が長すぎる気もしますけれど。 こういうときは、少し時間を置くとよいかもしれません。 別の考え方ができるようになって、よい案が浮かぶこともあります。 翻訳として前の訳も今度の訳も間違っていないのですから、もっと よい案が浮かばなかったら、どちらかを使えばよいわけですし。 >>> .\"O When checking mail, this parameter holds the name of the mail file >>> .\"O currently being checked. >> >>> メールをチェックするときには、 >>> このパラメータは現在チェックしているメールのファイル名を保持します。 >> >>>> 「メールのファイル名」と「メールファイルの名前」は違うのではないかと >>>> 思います。 >>> >>> その前の部分から続いて「現在チェックしているメールのファイル名」となっ >>> ているので、これでよいと思います。 >> >> the name of the mail file というのは、/var/mail/user とか、~/mbox の >> ことではないかと思うのです (MH や Maildir 形式のディレクトリのことも >> あるかもしれませんが)。そういうのを「メールのファイル名」とは言いにくい >> でしょう。 > > あくまで議論として私の印象を明らかにしておくと、私は上記の場合について > 「メールのファイル名」で違和感ありません。 > >> MAIL や MAILPATH 変数の説明もご覧になってください。 > > たとえば MAILPATH の説明では「メールのチェックに使うファイル名」「現在 > のメールファイルの名前」と、両方が使われていますね。 ええ、file names to be checked for mail と the name of the current mailfile ですから、「メールが届いたかどうかチェックするファイル」が 「メールファイル」なわけですね。 問題にしている部分の the name of the mail file を「メールのファイル名」 と訳しても、意味が通じなくなるわけではありません。ですから、それでよい とお考えなら、そのままにしておけばよいと思います。 # 自分にとって違和感があったときにそれを伝えるのが、reviewer の # 役目なわけで、うるさく感じられるかもしれませんが ... -- 長南洋一