[JM:00195] Re: [POST:DP] man whatis.1

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2011年 3月 26日 (土) 12:37:15 JST


長南です。

立花さんのメールより [JM:00194]
> 
> |   whatis はデータベースでキーワードを検索し結果を標準出力に
> |   表示する。データベースを構成するファイルには、システム・
> |   コマンドなどの名前とその簡単な説明が含まれている。表示するのは、
> |   コマンドなどの名前がキーワードと完全に一致する項目だけである。
> | 

> | ここでも、一番目のキーワードと二番目のキーワードの微妙な意味の
> | 違いが気になります。最初の文を
> 
> ご提案された文例がいいかな、と思いますが、長南さんが気にされている
> 「一番目のキーワードと二番目のキーワードの微妙な意味の違い」というのが
> わかりませんでした。

日本語の「データベースでキーワードを検索し」の「キーワード」は、
「指定したキーワード」のことなのか、それとも「指定したキーワードと
一致するデータベース中の文字列 (単語)」を意味しているのか、
よくわからないということです。英語の場合は、for complete words
と言うわけですから、for keywords も後者だと思いますが。

二番目の「キーワード」は、whatis の引数として打ち込むキーワード
ですから、こちらに曖昧さはありません。

ついでに言うと、「データベースをキーワードで検索し」と言った場合の
「キーワード」にも曖昧さはありません。

サラッと読んで気にしない人の方が多いかもしれません。でも、
こういうところに引っかかる人もいるかもしれないとも思うのです。

それから、気になると言えば、apropos と同様に訳した場合は
「システム・コマンドなどの簡単な説明を収めたデータベース・ファイル」
と「データベース ・ファイル」がはっきり限定されているのに対して、
こちらの訳し方では、「データベース」が限定されていません。
つまり、どういうデータベースかわからないということです。
「名前」セクションで「whatis データベースで」と言っていますから、
まあいいかな、とも思いますが、やはりちょっと気になります。

「wahtis はそのデータベースで」と、原文には存在しない the を
補えばよいのでしょうか。それで、文章の全体がどう変わるか。
難しいところです。

-- 
長南洋一




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