[LE-talk-ja 95] Re: ISO-2022-JP-MS について

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Kazuhiro Kazama kazam****@mac*****
2006年 4月 28日 (金) 21:37:43 JST


On 2006/04/25, at 13:04, Takahiro Kambe wrote:
> In message <D1781****@mac*****>
> 	on Tue, 25 Apr 2006 12:34:47 +0900,
> 	Kazuhiro Kazama <kazam****@mac*****> wrote:
>> 範囲外とも仮定します.これはISO-2022-JPというのが情報交換専用であり文
>> 字レパートリを積集合に限定することが重要だということもありますが, 
>> この
>> MLの報告を見ていても,あまりに変種(MS,Mac,メールソフトなど)が多す
>> ぎて,実質的にISO-2022-JPを超えた範囲が使われても,それを完全に同定す
>> るのは難しく,またUnicode変換した時点で意味がなくなる(復旧できない文
> この手の変種を「ISO-2022-JPの実装」と森山さんが書かれていたと思います
> が、「ISO-2022-JPの亜種」と呼ぶべきものではないかと思います。

ここで仮定しているのは,森山さんの定義とも違います.具体的には, 
ISO-2022-JPと同じ文字レパートリであるが,UnicodeへのマッピングがMS的と 
いうものです.というのは,やはりISO-2022-JPは情報交換用に文字レパート 
リを規定する規格ですので.しかし,Unicodeへのマッピングは必ずしも明確 
に規定されていません.

> 厳密には、JIS X 0208-1990 や JIS X 0208-1997 とか
> は扱えません。:-)  (JIS X 0208-1990を表すための改版だったかのエスケー
> プ・シーケンス自体も存在していたと記憶しています。)

これに関してはRFC1468中で次のように書かれて,それは使わないことが推奨 
されているようです.

The JIS X 0208 standard was revised in 1990, to add two characters at  
the end of the table. Although ISO 2022 specifies special additional  
escape sequences to indicate the use of revised character sets, it is  
suggested here not to make use of this special escape sequence in  
ISO-2022-JP text, even if the two characters added to JIS X 0208 in  
1990 are used.

ISO-2022-JPは,ISO標準の方とは少々離反しちゃっていますからね….
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風間 一洋 (kazam****@mac*****)





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