[japan-jbug 472] Re: JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんですね

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Fusayuki Minamoto miki.****@nifty*****
2008年 3月 5日 (水) 08:23:24 JST


johnyさん

> 例題の中に荒川・長瀞が..

これ、私が書いたものではありません。

>5章のご担当は大沢さんと脇坂さんのようですが、JBossDeveloperStudioのコラムが
>この5章6チャプターの解説よりも強く印象に残っています。

JBossDeveloperStudioとは違いますが、JJBugではJBossToolsのインストーラを
公開しています。Seamプロジェクトも簡単に作れますので、ぜひお試しください。

>それはおろか、Strutsのほうがより古いASやVMで動くとか、工夫次第ではSeamよりも
>ローレベルのコントロールができる事を強調してSeam導入を阻止しようとします。結
>果的に新技術導入=旧技術陣が全て入れ替わってしまうというようなことが起こって
>しまいます。

とてもよく理解できます。

昔、アセンブラが得意な私の友人はC言語は遅くて・重くて使い物にならない、
といっていました。Javaが登場したときも、世間では、同様な反応が見られました。
DBプログラミングが得意な技術者はローレベルのコントロールが簡単にできない
ことからO/Rマッピングを嫌います。

複雑なものを簡単に使えるようにするためには、それを簡単に使える仕組みが
必要なのは明らかです。ただ、それを導入するためには犠牲にするものもあります。
犠牲になるのはコントロールであり、学習コストです。経験は犠牲になりません。
常に、新しいものは古いものの上に成立しているからです。

Miki

----- Original Message -----
>From: "johny" <johny****@netvi*****>
>To: <japan****@lists*****>
>Date: Mon, 3 Mar 2008 08:43:27 +0800
>Subject: [japan-jbug 465] Re:
>	JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんですね
>
>
>皆本さん:
>
> 十分に理解しているわけではありませんが、5章まではなめるように(笑) 拝読
>させていただきました。
>
> 実はこれを期にサーバー・ハード、OS、JBossと関連サービスを全て入れ替えよう
>と思っていたとこらなので、Seamが今後のアプリケーション開発の核になるかどうか
>を先に知りたかったのです。
>
> (予断ですが皆本さんと私は年齢も出身地も同じですね。例題の中に荒川・長瀞が
>出てきたので思わず微笑んでしまいました。同業界に居てお会いしなかったのが不思
>議な思いです。)
>
>>常々、Java EEなどの英語圏でできたものについては、英語のマニュアルを翻訳す
>るだけでは不十分ではないかと思っています。<
>>リファレンスマニュアルが悪いわけでなはなくて、ユーザを取り巻く環境や背景が
>英語圏と日本では違いすぎるのです。<
>
>同感です。
>
>エンジニア(従業員)としてではなく、経営者としてMS商品群かJBoss(+RedHatのサ
>ポート?)と言われると、MSの方が安心です。
>
>教育・導入・メンテ・移管といった節目で“わかり易さ”が十分でないためです。
>
>当地中国ではソフトが“無料”と言うだけで飛びつく会社が多いのですが、結局、経
>済的発展に伴って逆にMSやIBMの有償品の割合がドンドン高くなると言う逆転現象が
>起こっています。
>
>問題は英語と言う言語では有りません。
>
>>JBoss入門やJBoss徹底活用ガイドは、そんなことを考えて書いていました。(だか
>ら、よく読むと、コラムに力がはいっていたりします)<
>
>ええ、本当にコラムや、技術そのものよりも実際如何使っているのか?と言う点が
>我々には大事です。
>
>5章のご担当は大沢さんと脇坂さんのようですが、JBossDeveloperStudioのコラムが
>この5章6チャプターの解説よりも強く印象に残っています。
>
>NetBeanとEclipseどちらにするかと言った些細な問題にしても、立ちらが良いかとい
>うことではなく、それを導入したら自社の開発が全てまかなえるのか?それとも途中
>で又もや導入コストを掛けなくてはいけないようなは目に陥るのか?と言う事が先に
>立ちます。
>
>
>>個人的には、本が売れれば、次の本の企画の話が通りやすくなるのでそれは大歓迎
>ですが。<
>
>はい。
>
>商業的成功と申し上げたのは、利益が取れるということではなくて、例えば皆さんが
>断片的にでも翻訳・執筆されたものを中国の格安印刷に掛けて中国から個人発送(日
>本国内料金よりも安い)してしまえば、次の企画が前の企画からの利益でまかなえる
>までになるのではないかな?と言う事です。
>
>簡単ではないと思いますが、私の様にオリジナル英語のドキュメント群だけでは不安
>だという経営者やチーフ・エンジニアは多いと思いますので。
>
>
>>「本」という形ではなくて、JJBugから英語のドキュメントを世界に向けて発信す
>るというのは、いつかはやってみたいことではあります。<
>
>はい、頑張ってください。
>
>私も技術的に自信がついたらぜひ参加させていただきたいと思います。
>
>>でも、「日本」JBossユーザ・グループとしてはまず日本ユーザを対象にした、
>日本語文書のコンテンツを充実させるのが優先順位が高いでしょうね。<
>
>はい。
>
>でも先ほど申し上げたとおり、英語が問題ではないのです。
>
>うちのエンジニアもGoogleしてJJBugのページにヒットしてもそのまま読んでいま
>す。
>
>以前、SanJoseで経営していたときはレファレンスマニュアルだけで事足りました。
>それだけオープンソースのコミュニティーが厚く、例えばStrutsからSeamへの流れが
>自然でStruts経験者がSeamへ移行するのもスムーズなのですが、当地では“Strutsエ
>ンジニア”と“Seamエンジニア”は全く異なった2つの別々の技術を身につけたエン
>ジニアです。
>
>StrutsエンジニアはSeamを理解できないだけでなく、理解しようともしません。
>
>それはおろか、Strutsのほうがより古いASやVMで動くとか、工夫次第ではSeamよりも
>ローレベルのコントロールができる事を強調してSeam導入を阻止しようとします。結
>果的に新技術導入=旧技術陣が全て入れ替わってしまうというようなことが起こって
>しまいます。
>
>JJBugの活動方針がそれを目指しているかどうかは別にして、英語圏では必要なく、
>中華・ヒンディー圏では必要であるにも拘らずできない物を、日本の皆さんはお持ち
>です。
>
>私自身も社員も英語のドキュメントに問題は感じていません。英語圏の作法・環境に
>ついてゆけないだけなので、度々日本語のドキュメントにヒットするのだとおもいま
>す。
>
>John
>
>-----Original Message-----
>From: japan****@lists*****
>[mailto:japan****@lists*****] On Behalf Of
>Fusayuki Minamoto
>Sent: Thursday, February 28, 2008 9:19 PM
>To: japan****@lists*****
>Subject: [japan-jbug 461] Re: JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんですね
>
>johnyさん
>
>> 前著「JBoss入門」、愛用させていただきました。大変感謝しております。
>
>こちらこそ、ありがとうございます。
>
>出版した後は、Amazonの書評などでしか読者の感想を知ることができません。
>私の想像をはるかに超えたところで使われているということがわかって
>とても勉強になりました。
>
>>>リファレンスマニュアル+ソースコードだけで事足りる人ももちろんいますが、
>>>うでない人が大半だと思います。<
>>>仰るとおりです。特にPHP4からJ2EEに社員を変えてゆくのと、ビジネスロジック
>>>プレゼンテーションに関係のないコードを書くのを極端に弱い中国人エンジニアに
>>>向きませんでした
>
>常々、Java EEなどの英語圏でできたものについては、英語のマニュアルを翻訳する
>だけでは不十分ではないかと思っています。
>
>リファレンスマニュアルが悪いわけでなはなくて、ユーザを取り巻く環境や背景
>が英語圏と日本では違いすぎるのです。
>
>ですから、入門書ではそれを理解するための背景知識を盛り込むことが大変重要だと
>いうのが私の持論です。
>
>JBoss入門やJBoss徹底活用ガイドは、そんなことを考えて書いていました。
>(だから、よく読むと、コラムに力がはいっていたりします)
>
>>>本書が大ベストセラーになれば可能かも…というのは冗談です。<
>>上手くいえないのですが、特に現著「JBoss徹底活用ガイド」は英語訳して、流通を
>>通さずネット販売、セミナーや掲示板サポート等を併用すれば商業的にも成功する
>>>思いますが…。
>
>えーと、商業的に成功するのは嬉しいのですが、JJBugとしてはそこは目指して
>いませんので(汗)。個人的には、本が売れれば、次の本の企画の話が通りやすく
>なるのでそれは大歓迎ですが。
>
>「本」という形ではなくて、JJBugから英語のドキュメントを世界に向けて発信する
>というのは、いつかはやってみたいことではあります。
>
>でも、「日本」JBossユーザ・グループとしてはまず日本ユーザを対象にした、
>日本語文書のコンテンツを充実させるのが優先順位が高いでしょうね。
>
>JBossはワールドワイドなプロジェクトですし、ユーザグループも各地にあります。
>中国のJBugにも頑張ってもらいたいところです。
>
>>でも、JBoss自体はRedHatが押すのが筋なのでしょうか?
>
>JBoss.orgのトップページにはCommunity drivenと書いてありますよ。:-)
>
>Miki
>
>----- Original Message -----
>>From: "johny" <johny****@netvi*****>
>>To: <japan****@lists*****>
>>Date: Wed, 27 Feb 2008 21:29:29 +0800
>>Subject: [japan-jbug 456] Re:
>>	JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんですね
>>
>>
>>皆本さん
>>
>> 前著「JBoss入門」、愛用させていただきました。大変感謝しております。
>>
>> 私はIT会社を経営しては居ますが、要するに中小企業のオヤジでエンジニアでは
>>>りません。元々1997年に、中国語ファックスの自動生成&送信システムを作る
>>>めに 中国語テキスト→GhostScriptのパッケージとHylaFaxを組み合わせたシステム
>>を納入したのがWebApplicationの始まりです。
>>
>> 著作権の問題で中国語テキスト→PostScript生成ソフトが使えなかったと言うの
>>>理由ですが、その副産物でPerl,PHPで現在のサイトの最初のバージョンが出来上が
>>>ました。1998年の話です。PHP3で私が全てコードを書きましたが、案の上、メ
>>>テナンス不可能に陥り、社員を動員してPHP4で2002年にオブジェクト指向“もど
>き”
>>に書き換え、更に2005年にJBoss3でEJB化しました。
>>
>> しかし、その当時EJB2の採用にはさして問題が無かったのですが、Strutsを使っ
>>>いたので、現著P54に有る様にDTOを多用してJSP−Struts−EJBを連携させざる終え
>>>せんでした。幸い、吉川和巳さん(『EJB+J2EE入門―JBossとStrutsで作るWebアプ
>>>ケーション 』)に直接ご連絡できる機会があり、StrutsEJBを採用して、スパゲ
>>ティ・コードが稲庭うどんコード位まで解り易くはなったのですが、
>>
>>>リファレンスマニュアル+ソースコードだけで事足りる人ももちろんいますが、
>>>うでない人が大半だと思います。<
>>
>>仰るとおりです。特にPHP4からJ2EEに社員を変えてゆくのと、ビジネスロジックや
>>プレゼンテーションに関係のないコードを書くのを極端に弱い中国人エンジニアに
>>>向きませんでした(逆に言えば“目に見える”プログラミングはやたら強い、と言
>>>か熱心)。結果的には大幅コスト増に陥りました。
>>
>> 昨年のバージョンアップでStrutsを廃止してJSF+EJB3にして大幅に改善はしたの
>>>すが、同時に商業的成功がビジネスロジックの複雑化と気まぐれ・ユーザーの増加
>>>セッション管理・バックアロー問題・セキュリティー・ロールバックが無視できな
>>>なり、またぞろビジネスロジックと関係のない管理コードが大幅に増えるように
>なっ
>>てしまいました。
>>
>> 現著で取上げられているJBossSeamはこれらの問題にスンナリと答えてくれている
>>ようで、感情的にとても受け入れやすいのです。
>>
>>>本書が大ベストセラーになれば可能かも…というのは冗談です。<
>>
>>そうですか?
>>
>>上手くいえないのですが、特に現著「JBoss徹底活用ガイド」は英語訳して、流通を
>>通さずネット販売、セミナーや掲示板サポート等を併用すれば商業的にも成功する
>>>思いますが…。
>>
>>でも、JBoss自体はRedHatが押すのが筋なのでしょうか?
>>
>>実感として彼らのやり方が上手く行かず、JJBugの皆さんの活動の方がよっぽどお金
>>を払いたくなるような下地が少なくともインド・中国・東南アジアにはあるような
>>>>気が有るのですけれど…
>>
>>John Yuan
>>
>>
>>-----Original Message-----
>>From: japan****@lists*****
>>[mailto:japan****@lists*****] On Behalf Of
>>Fusayuki Minamoto
>>Sent: Wednesday, February 27, 2008 12:09 AM
>>To: japan****@lists*****
>>Subject: [japan-jbug 454] Re: JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんです
>>>
>>皆本です。
>>
>>> 私は中国広東省でIT会社を経営していますが、JSF,EJB3,J5EそしてSeamへの適当
>>>>>入門所が無くて困っていました。
>>
>>私も、無いと思います。
>>
>>普通はJSF,EJB3,J5E,Seamは別々の本として書きますから。
>>たとえば、Manningだと、それぞれ800ページくらいのボリュームになります。
>>
>>それらの本のベースになっているJava EEの仕様書はすべて英語です。
>>
>>リファレンスマニュアル+ソースコードだけで事足りる人ももちろんいますが、
>>そうでない人が大半だと思います。
>>
>>> 当社のシステムは既にこれらの技術を使って商用サイトを運営しているのです
>>が、
>>>当地中国ではエンジニアの回転が激しく、かつこれらの技術を理解しているエンジ
>>>>>アは皆無で、経営=教育と言った状態です。
>>>
>>> 前著のJBoss入門を使ってはいたのですが、何しろ中国人には読めない上に、既
>>>>当社ではEJB3を使っていたので、現著を持ち望んでいました。
>>>
>>> Amazon.co.jpで注文したまではよいのですが、当社までは配達してもらえず、し
>>>>>なく香港まで出張して昨日手に入れました。
>>>
>>> 素晴らしい内容です。
>>
>>ありがとうございます。とても嬉しいです。
>>本を書いていて、このようなコメントはとても励みになります。
>>
>>本書がすべての読者の問題を解決するとは思っていませんが、
>>何らかのヒントが提供できたらと願っています。
>>
>>> 私は日本人なので問題はありませんが、他の中国人とインド人は全く読めないの
>>>で、できれば英語の翻訳書があればよいと思うのですが、ご計画はありませんで
>>しょ
>>>うか>
>>>
>>> もし何かしらの情報があればご連絡下さい。
>>
>>本書が大ベストセラーになれば可能かも…というのは冗談です。
>>現実的には英語に翻訳されることは、まずないでしょうね。
>>
>>> 執筆に関わられた皆さん本当に有難うございました。
>>>
>>>John Yuan
>>>FoodByWeb.com.hk
>>
>>コメントをありがとうございました。
>>
>>Miki
>>>-----Original Message-----
>>>From: japan****@lists*****
>>>[mailto:japan****@lists*****] On Behalf Of
>>>ken
>>>Sent: Tuesday, February 19, 2008 3:55 PM
>>>To: japan****@lists*****
>>>Subject: [japan-jbug 445] Re: JBoss 徹底活用ガイドいよいよ発売されるんです
>>>>>
>>>  本日、早速購入しました。
>>> 町田で色々探したのですが、Libro、有隣堂、文教堂には無く、久美堂でやっと
>>>>冊見つけました。(やっぱ、町田は田舎だべ、、、)。
>>>
>>> 目下、読みながら色々勉強させていただいています。
>>>
>>> 執筆に関わられた皆さんご苦労様でした。
>>>
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