= Actionについて = == nop アクション == nop は何もしません。 特定の条件のログに対して何もさせたくない場合に使用できます。 例えば、イベントログに記録されたエラーは基本的にメール送信させたいがリモートデスクトップサービスのエラーは除外したい場合は次のように設定する事ができます。 {{{ code javascript EventLog: { System: [ { logLevel:'E', source:'TermDD', match:null, ignore:null, actions:[ { type:'nop' } ]}, { logLevel:'E', match:null, ignore:null, actions:[ { type:'smtp', FromAddress:'xxxx@gmail.com', ToAddress:'xxxx@gmail.com', ServerHost:'localhost:25'} ]}, ] } }}} == execute アクション == !CommandLine で指定したコマンドを実行します。 コマンドラインの解析は cmd.exe に任せています。つまり、cmd.exe /c "'''''!CommandLine'''''" の形式で実行されます。 実行ユーザーを指定する事はできません。サービス起動ユーザーで実行されます。 ||!CommandLine||実行するコマンドを指定する。|| !CommandLine にはログを参照する変数のようなものを記述することができます。 ||$timestamp||タイムスタンプ。書式は yyyy-MM-dd HH:mm:ss.fff。|| ||$hostname||ログが発生したホスト名。|| ||$source||ログの発生元。イベントログのソースに該当する。|| ||$level||エラー(E)、警告(W)、情報(I) の何れかの文字。|| ||$code||メッセージコード。イベントログのイベントIDに該当する。|| ||$message||メッセージ文。|| == smtp アクション == !ServerHost で指定したSMTPサーバーを使用してメールを送信します。 ||!ServerHost||SMTPサーバーとポート番号を指定する。ポート番号は省略可能で、省略時は25となる。|| ||!FromAddress||送信者Eメールアドレスを指定する。宛先を間違った場合等のリターンメールが届く場合がある。|| ||!ToAddress||宛先Eメールアドレスを指定する。複数指定する場合はカンマ(,)で区切る。|| == syslog アクション == !RemoteHost で指定したsyslogサーバーにログを送信します。 ||!RemoteHost||syslogサーバーを指定する。ポート番号は514固定。|| == mantis アクション == !BaseUrl で指定したMantisBTに障害を登録します。 ||!BaseUrl||MantisBTのURLを指定する。例えば !http://192.168.1.2/mantis/ のように最後にスラッシュを付ける。|| ||Project||MantisBT上のプロジェクト名を指定する。|| ||UserID||投稿する為にログインするユーザーIDを指定する。|| ||Password||投稿する為にログインする時のパスワードを指定する。||