blancoResourceBundleは、「リソースバンドル定義書」という *.xlsファイル形式の記述内容にしたがって、 プロパティファイルの自動生成とリソースバンドル入出力をおこなう Javaソースコードの自動生成をおこなう blancoResourceBundleの最新安定版をリリースします。 blancoResourceBundleを使うと、Excelなどの表計算ソフトを使って「リソースバンドル定義書」に必要項目を記入するだけで下記の効果が得られます。 1.プロパティファイルを簡単に作成することができます。しかもドキュメント(*.xls)とプロパティファイルが自動的に一致します。 native2asciiなどのツールは、使う必要が無くなるのです。 2.Javaソースコード上の文字列の外部化を簡単で安全に実施することができます。 しかも、Javaアクセサも併せて自動生成されるので、文字列中の置換文字列の置換忘れなどということは機械的に確実に防止できるようになります。 3.ResourceBundleにまつわる例外処理を気にする必要がなくなります。 リソースバンドル/プロパティファイルを読み込む際に気にしなくてはならない、いろいろなコーディングの多くは 自動生成された Javaソースコードが肩代わりしてくれます。 プロパティファイルが見つからない場合ですら、適切に動作するようになるのも魅力的です。 チュートリアルや定義書記入要領などは、下記のURLで入手することができます。 ●http://hp.vector.co.jp/authors/VA027994/blanco/blancoresourcebundle.html なお、自動生成されたソースコードは、それらが独立して動作するようになっています。 ランタイムライブラリなどは必要ありません。 安全で確実なリソースバンドル処理・プロパティファイル処理が必要な方は、ぜひ blancoResourceBundleを試してみてください。 blancoResourceBundleは Eclipseプラグイン形式または Apache Antタスク形式により配布されています。 Eclipseプラグイン形式としても提供されているので、あなたの手元に Eclipse環境一式があれば、プラグインとして登録するだけですぐに使ってみることができます。 利用のおおまかなステップは下記のようになります。 1.Eclipseプラグインをインストールする。 2.blancoResourceBundleプラグインを起動する。 3.blancoResourceBundleプラグインで リソースバンドル定義書(*.xls)ファイルを作成する。 4.Excelなどの表計算ソフトを使って、リソースバンドル定義書を記入する。 5.blancoResourceBundleプラグインで ソースコードの自動生成をおこなう。 6.自動生成されたソースコードを使って リソースバンドルを活用したプログラムを作成する。