?UltraMonkey-L7 URL モジュール インストールマニュアル 【v1.0.x対応版】 ================================================================================ [変更履歴] 2013.10.7 [v1.0] 初版 ================================================================================ 1 前提条件 1.1 主な仕様 2 rpmパッケージによるインストール 2.1 前提 2.2 URL モジュールのインストール 2.3 動作確認 3 tar ball によるインストール 3.1 事前準備 3.2 URL モジュールのインストール 3.3 動作確認 ================================================================================ 1 前提条件 -------------------------------------------------------------------------------- 1.1 主な仕様 1.1.1 推奨ハードウェアとOS UltraMonkey-L7(Version 3.1.x)に準拠します。 詳しくは UltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) を ご覧ください。 1.1.2 必要ソフトウェア URLモジュールを使用するには、UltraMonkey-L7本体が必要となります。 UltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) にしたがって 事前にUltraMonkey-L7本体をインストールしてください。 1.1.2 本マニュアルで使用する資材(※1) 1.1.2.1 rpmパッケージからのインストール ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0-4.el6.{arch}.rpm(※2) 1.1.2.2 tar ballからのインストール ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0.tar.gz ultramonkeyl7-repo-3.1.0-1.el6.{arch}.rpm(※3) (※1) 本マニュアルでは、URLモジュールに関して上記のソースを 使用することとして記述しております。 異なるバージョン等使用する際には注意願います。 (※2) {arch}は32bitOSの場合i386もしくはi686など、64bitOSの場合x86_64 (※3) UltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) の yumリポジトリパッケージによるインストールに関する記述にしたがって UltraMonkey-L7本体をインストール済の場合に使用。 ================================================================================ 2 rpmパッケージによるインストール -------------------------------------------------------------------------------- 2.1 前提 rpmパッケージによるインストールは、RHEL6のみ対応です。 RHEL5はrpmの依存パッケージにboost-1.41以上が必要なため、rpmインストールが 出来ません。RHEL5では3章の tar ball によるインストールを行ってください。 なお、本章はUltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) に したがって事前にUltraMonkey-L7本体のインストールが完了していることを前提に 説明を記載いたします。 2.2 URLモジュールのインストール rpmコマンドでURLモジュールをインストールします。 # rpm -ivh ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0-4.el6.{arch}.rpm 2.3 動作確認 2.3.1 L7 負荷分散フレームワークの起動 # /etc/init.d/l7vsd start 2.3.2 l7vsd の正常起動を確認 # /etc/init.d/l7vsd status l7vsd running with pid: (PID) が表示されていることを確認します。 2.3.3 URLモジュールの動作確認 URLモジュール管理マニュアル"l7vsadm 設定例"の章などを参考に 振り分け設定を行い、リクエストの振り分けが正常に行われているかを 確認します。 ================================================================================ 3 tar ball によるインストール -------------------------------------------------------------------------------- 3.1 事前準備 本章ではソースコードからURLモジュールをインストールする手順を記載します。 既に2章の手順にしたがってインストールを実施した場合には本章は参照不要です。 本章はUltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) に したがって事前にUltraMonkey-L7本体のインストールが完了していることを前提に 説明を記載いたします。 なお、以降の節はUltraMonkey-L7 インストールマニュアル(3.1.x 対応版) の yumリポジトリパッケージによるインストールに関する記述にしたがって UltraMonkey-L7本体をインストール済の場合に向けた記述となります。 tar ball によりUltraMonkey-L7本体をインストール済の場合、 以降の節は参照不要のため 3.2項 以降をご覧ください。 3.1.1 apr ライブラリのインストール RPM パッケージから apr-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では apr-devel.x86_64) # yum install apr-devel.i686       または # yum install apr-devel.x86_64 これで apr ライブラリのインストールは終了です。 3.1.2 apr-util ライブラリのインストール RPM パッケージから apr-util-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では apr-util-devel.x86_64) # yum install apr-util-devel.i686 または # yum install apr-util-devel.x86_64 これで apr-util ライブラリのインストールは終了です。 3.1.3 log4cxx ライブラリのインストール RPM パッケージから apache-log4cxx-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では apache-log4cxx-devel.x86_64) # yum install apache-log4cxx-devel.i686 または # yum install apache-log4cxx-devel.x86_64 これで log4cxx ライブラリのインストールは終了です。 ※本パッケージはUltraMonkey-L7のyumリポジトリに含まれている ものになります。 3.1.4 OpenSSL ライブラリのインストール RPM パッケージからopenssl-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では openssl-devel.x86_64) # yum install openssl-devel.i686 または # yum install openssl-devel.x86_64 これで OpenSSL ライブラリのインストールは終了です。 3.1.5 boost ライブラリのインストール RPM パッケージからboost-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では boost-devel.x86_64) # yum install boost-devel.i686       または # yum install boost-devel.x86_64 これで boost ライブラリのインストールは終了です。 3.1.6 net-snmp ライブラリのインストール RPM パッケージからnet-snmp-devel-5.5-21.el6.i686.rpm を インストール(x86_64 環境では net-snmp-devel-5.5-21.el6.x86_64.rpm) # yum install net-snmp-5.5-21.el6.i686 # yum install net-snmp-devel-5.5-21.el6.i686 または # yum install net-snmp-5.5-21.el6.x86_64 # yum install net-snmp-devel-5.5-21.el6.x86_64 これで net-snmp ライブラリのインストールは終了です。 3.1.7 ultramonkeyl7 ライブラリのインストール RPM パッケージから ultramonkeyl7-devel.i686 を インストール(x86_64 環境では ultramonkeyl7-devel.x86_64) # yum install ultramonkeyl7-devel.i686       または # yum install ultramonkeyl7-devel.x86_64 これで ultramonkeyl7 ライブラリのインストールは終了です。 3.2 URL モジュールのインストール ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0.tar.gzを展開します。 # tar -xvzf ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0.tar.gz # cd ultramonkeyl7-mod-url-1.0.0 # ./configure \ --prefix=/usr \ --localstatedir=/var \ --libdir='${prefix}/lib64' \ # make # make install 注意: make 実行時に次のようなエラーが発生する場合、 src/Makefile.am: required file './compile' not found make: *** [Makefile.in] Error 1 一度 # automake --add-missing --copy を実行した後、再度 # ./configure から実行して下さい。 3.3 動作確認 3.3.1 L7 負荷分散フレームワークの起動 # /etc/init.d/l7vsd start 3.3.2 l7vsd の正常起動を確認 # /etc/init.d/l7vsd status l7vsd running with pid: (PID) が表示されていることを確認します。 3.3.3 URLモジュールの動作確認 URLモジュール管理マニュアル"l7vsadm 設定例"の章などを参考に 振り分け設定を行い、リクエストの振り分けが正常に行われているかを 確認します。