yamml (v0.3.1010.0) | 2016-10-10 19:22 |
フレーズは音符と休符のならびを定義したものです
フレーズは以下のように phrase キーワードを使用して定義します。ここで「フレーズ名」はユニークな識別子でなければなりません
phrase フレーズ名 { ステートメントまたはブロックのならび }
「ステートメント」とは、以下のいずれかをいいます
「ブロック」とは、「ステートメント」のならびを { と } でくくったものです
C、D、E、F、G、A、B と記述すると、それぞれド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シの音を鳴らします
CDEFG; // ドレミファソ
音符の間には空白文字を入れてもかまいません
C D E F G; // ドレミファソ
シャープとフラットは、それぞれ s、f を C、D、E... のうしろに記述して表現します
Gs; // ソ♯ Bf; // シ♭ Fss; // ファ ダブルシャープ Aff; // ラ ダブルフラット
音符のうしろに整数を記述することで、音のオクターブを指定できます。いわゆる真ん中のドは C5 です
C5 C6 C7; // 1 オクターブずつ上がる
R と記述すると休符になります
CRCRCRCR; // ド・ド・ド・ド
音符や休符に続けて、スラッシュ (/) と数字を記述することで、音符の長さを指定できます
C/4; // 4分音符 R/8; // 8分休符 G/16; // 16分音符 E/1; // 全音符 (4/4)
付点はピリオド (.) で表記します
C/8.; // 付点 8 分音符 D/16..; // 複付点 16 分音符
カッコ内に複数の数字を記述することで、タイを表現することができます
C/(4 8); // 4 分音符と 8 分音符のタイ (付点 4 分音符に相当)
オクターブや長さの指定がない音符は、デフォルトのオクターブ・長さを継承します
CD E/8 F; // ドレは 4 分音符、ミファは 8 分音符
アクセント・スタッカート・テヌートは、それぞれ以下の記号で表記します。同じ記号を複数個記述することで、効果を強めることができます
アクセント | ! (エクスクラメーション; 感嘆符) |
スタッカート | ^ (キャレット) |
テヌート | ~ (チルダ) |
C!; // アクセント E/8^; // スタッカート (実際にはメゾ・スタッカートくらい) E/8^^; // ふつうのスタッカートくらい G/2~!; // テヌートとアクセント
複数の音符を & で連結することで、和音を表記することができます
C&E&G&Bf; // C7 (セブンス)
繰り返し回数 * (音符のならび) と記述すると、音符のならび を 繰り返し回数 だけ繰り返します
例えば、以下の 2 行は同じ意味を持ちます
4*(CDEF); CDEF CDEF CDEF CDEF;
繰り返し回数 % (音符のならび) と記述すると、音符のならび 内の各要素をそれぞれ 繰り返し回数 だけ繰り返します
例えば、以下の 3 行は同じ意味を持ちます
4%(CDEF); 4*(C) 4*(D) 4*(E) 4*(F); CCCC DDDD EEEE FFFF;
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更新日時: 2016-09-11 04:20:42, 更新者: starg
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