Kazuki IWAMOTO
iwm****@maid*****
2005年 11月 23日 (水) 17:15:02 JST
岩本一樹です。おひさしぶりです。 パッチへの感想です。 1)NATIVE_CODECは不要 codec無しではAVIの編集は成り立たないと思います。ゆえにOSがWindows ではないときには、常にNativeのcodecを使いようにしたいです。 (OSがWindowsならば常にNativeのcodecは使わない) 2)DriverProc Windowsのcodecの仕様を踏襲する形でVideo maidのNativeなcodecを 実装するのはマズイと思います。 DriverProcはlParam1とlParam2がポインタになることがありますが、 そういう仕様は問題があると私は思います。DriverProcという1つの関数を エクスポートしてmsgで使い分けるのではなく、Nativeのcodecでは 機能に対応した各々の関数を用意した方が良いと思います。 Win32ならばlParam1にポインタを設定できるけど、環境によっては ポインタがLONG(32ビット)よりも大きい場合もありえると思います。 3)Nativeのcodecの読み込み方法 Profileは廃止予定です。ProfileからNativeのcodecを読み込むのではなく、 どこかのディレクトリを検索するような方法にしたいと考えています。 Win32エミュレーションの方はdllloaderを破棄して新たにw32loaderを作り、 それでOpenDriverなどの関数を実装する予定です。それによりicm.cの ソースレベルではOSがWindowsの時と、w32loaderによるエミュレーションの 差がなくなるようにします。 codecの登録は例えば.w32loaderみたいなファイルに [registry] HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Drivers32\VIDC.hfyu=huffyuv2.dll という記述をしておくことにします。そしてそれをRegOpenKeyExで開いて 値を取得するみたいな... パッチの方法はWindowsのcodecを少ない労力で移植するには適していると思います。 私が考えている方法だと、移植の手間は多くなると思います。 あとhuffyuvですが、Nativeのcodecを実装するときには、私も始めに huffyuv 2.1.1を作る予定でした。huffyuvは現在、誰も開発を行っていないようです。 ゆえに我々でhuffyuvの後継を宣言して、Windows版も含めて開発を行うことを 考えています。 岩本一樹 iwm****@maid*****