チケット #12156

Samurai Graphの起動が極端に遅いときがある
登録: 2008-03-23 19:24 最終更新: 2009-02-08 23:40

報告者:
担当者:
チケットの種類:
状況:
オープン [担当者決定済み]
コンポーネント:
(未割り当て)
マイルストーン:
(未割り当て)
優先度:
1 - 最低
重要度:
5 - 中
解決法:
なし
ファイル:
なし

詳細

Samurai Graphを起動するとき、スプラッシュウィンドウの
プログレスバーが7割ほど進んだところで止まり、なかなか
先に進まない。
10秒以上待つと漸くプログレスバーが動きを再開して、
その後は正常に起動する。

チケットの履歴 (2 件中 2 件表示)

2008-03-23 22:58 更新者: kuromaru
コメント
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user_id=9078

この障害は、WindowsXPのJava 6の環境で、ディレクトリや
ファイルを多数含んだ巨大なZIPファイルが、My Documentや
デスクトップ上に存在する場合に発生するようです。

これは、WindowsXPのZIPフォルダ機能という機能が原因の
ようです。Samurai Graph起動時にこの機能が動作し、
巨大なZIPファイルの中まで見ようとするため、処理が
遅くなって止まったように見えてしまうようです。

これを回避する方法として、WindowsXPのZIPフォルダ機能を
OFFにするという方法があります。
[スタート]-[ファイル名を指定して実行]で
 regsvr32 /u %windir%\system32\zipfldr.dll
と指定して実行することで、この機能をOFFにすることが
出来ます。
(尚、この機能を再開したいときには、
  regsvr32 %windir%\system32\zipfldr.dll
 と指定して実行すれば再開します。)

この現象が発生する場合には、上記の方法でとりあえずは
回避することができます。
尚、Samurai Graph のソースコードの修正による対処法に
ついて、現在調査中です。
2009-02-08 23:40 更新者: kuromaru
  • 優先度7 から 1 - 最低 に更新されました
コメント

調査の結果、プログラムの修正による回避策として、 ファイルチューザーのクラス javax.swing.JFileChooser の派生クラスにおいて、 以下のようにメソッドをオーバーライドする方法が存在することが分かりました。

public void updateUI() {

putClientProperty("FileChooser.useShellFolder", Boolean.FALSE);
super.updateUI();

}

参考:http://bugs.sun.com/view_bug.do?bug_id=6372808

しかし、この修正を行うと、何らかのメニューコマンド(File -> Load Property など)で ファイルチューザーを画面に表示したとき、表示直後に居るディレクトリから他のディレクトリに 移動できなくなってしまうことが分かりました。

現時点ではプログラム修正による有効な解決策は見つかっておらず、 My Documentやデスクトップ上に巨大なファイルを置かないようにしてもらう以外に 無いと思われます。

バグの優先度を下げて、今後も引き続き解決策を探します。

添付ファイルリスト

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