[wiki:FrontPage トップ] > [wiki:翻訳指針 翻訳指針] > 英語独特の表現への対処 = 英語独特の表現への対処 A, B, and C の訳語は「A、B、C」とする。(and を訳さない。×「A、B、そして C」 "or" についても同様。) ||原文||採用表記||不採用表記|| ||users, groups, and machines are...||○ ユーザー、グループ、マシンは...||× ユーザー、グループ、そしてマシンは...|| * Microsoft スタイルガイドでは or を「または」として訳す例を挙げている。 * 提案者: user:matsuand * 賛同者: n/a * 反対者: n/a 通常の説明文の中で、具体例や該当項目を列記するために、それまでの文を :(コロン)で終わらせて列記項目を記述することが英文ではよく行われる。日本語訳では :(コロン)を用いる表現は、少なくとも通常の文章内では慣例として見られないため、文章が長ければ長いほど、句読点を使って区切るなどして :(コロン)は用いないとすることが望ましい。 体言止めされた単語AがイコールBである、といった表記や文章が極めて短い場合はそのまま :(コロン)を用いる。 ||原文||採用表記||不採用表記|| ||Global options can be set by passing options on the command-line:||○ グローバルオプションはコマンドラインからオプション指定により設定することができる。||× グローバルオプションはコマンドラインからオプション指定により設定することができる :|| ||An example follows:||○ 例は下記のとおり :[[BR]]○ 例は下記のとおり。[[BR]](極めて短い文言であるため、いずれでも良い。同一文書内での統一を目指すことが必要。)|||| ||Example: ||○ 例: XXX||× 例。XXX|| * コロンの利用に関する説明 * 「:」コロンは(and、but、or などの接続詞を使わないで)二つの独立センテンスの間をつなぐのに、あるいは一連のリスト項目を導くのに用い、先に述べたセンテンスの内容を更にくわしく説明する役目をする。つまりコロンの前と後の部分は同格でイコールである。(引用元: 「今すぐ役にたつ 翻訳90のコツ」松本安弘・松本アイリン著、バベル・ブレス) * 同様に ;(セミコロン)を用いる表現もあるが、まれであるため、特に定めず。 * 提案者: user:matsuand * 賛同者: n/a * 反対者: n/a 英文においていわゆる「エムダッシュ」(―)が用いられ、文章表現が合間に挿入されることがある。このエムダッシュは無理に用いる必要はなく、訳出の仕方を工夫して取り除いて構わない。 * エムダッシュに関する説明 * エムダッシュはは突然の思考のとぎれを示し、ふと心に浮かんだ事柄をその後に述べる。(引用元: 「今すぐ役にたつ 翻訳90のコツ」松本安弘・松本アイリン著、バベル・ブレス) * 提案者: user:matsuand * 賛同者: n/a * 反対者: n/a