はじめまして。とても個性的で素晴らしいフォントを公開していただきありがとうございます!
M+ フォントを元に合成フォントの作成を行っています。作成中に、M+ フォントに収録されていない仮名字形が存在することに気づきました。
1. 結合用ではない濁点「゛」・半濁点「゜」の縦書き用字形
2. アイヌ語翻字に用いられる「ㇰㇱㇲㇳㇴㇵㇶㇷㇸㇹㇺㇻㇼㇽㇾㇿ」と(Unicode 外の)「ㇷ゜」の縦書き用字形
3. 「あ゛い゛え゛お゛ん゛ア゛イ゛エ゛オ゛ン゛」
です。
1. は手元のフォント(ヒラギノ書体、小塚書体)を確認してみましたが、横書き用は枠の左上、縦書き用は枠の右下にデザインされていました。横書きで「仮名 + ゛(゜)」、縦書きで「゛(゜) + 仮名」という使い方を想定しているのだと思います。書字方向で符号化を変えるのはバッドノウハウとはいえ、互換性の面から縦書き・横書きで字形を変えたほうがいいのではないかと思います。
2. は Unicode の文献(
https://www.unicode.org/reports/tr50/)によれば、「っ」や「ァ」と同じ扱いとされています。
3. は Unicode にも JIS X 0213 にも未登録なので、個人的な要望です。源ノ角ゴシックはこれらを合字として収録しています。自作することも考えたのですが、M+ フォントは仮名の濁点・半濁点まわりのデザイン処理が独特で大きな個性となっているので、違和感なく作れるのは作者の方しかいない!と思いました。
ぜひご検討をよろしくお願いします。<(_ _)>