Julius は音声認識システムの開発・研究のためのオープンソースの高性能な汎用大語彙連続音声認識エンジンです。数万語彙の連続音声認識を一般のPC上でほぼ実時間で実行でき,認識率は90%以上です。言語モデル・音響モデルを任意に入れ替えられ,高い汎用性を持ちます.
3.4.2での主な変更点は以下のとおりです。
・数単語の認識で結果のN-best候補が正しく出力されないことが
あるバグを修正
・指定時間より短い入力を棄却する機能 "-rejectshort msec" の追加
・音声入力やモジュールモードに関するバグ修正
・Windowsコンソール版Julius/Julianの提供
3.4や3.4.1をお使いの全ての方に、
このバージョンへのアップデートを推奨します。
3.4.2 (2004.03.31)
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- 指定時間より短い入力を棄却する -rejectshort msec を追加
- (-input adinnet) モジュールモード併用時のPAUSE/TERMINATEを安定化
- バグ修正
- 数フレームの入力時のメモリリークを修正 (beam.c)
- 数単語の認識でN-best候補が正しく出ないことがある不具合を修正
- generate の無限ループを修正
- 整形
- 'gcc -Wall' に合わせてソースを整形
- copyright 表示を 2004 年へ更新
- config.guess, config.sub を更新 (for MacOSX)