AsterClickは、Asterisk AMIとHTML5 WebSocketを使って開発するためのシステムです。2つの部分(サーバ側のミドルウェアとクライアント側のJavaScriptクラス)で構成されています。サーバ側ミドルウェアは、WebSocketを介して接続されたAsterisk AMIと複数のHTML5ブラウザ間を仲介します。JavaScriptのクラスは、WebSocketのコネクションを管理し、パラメータとしてAMIイベントを渡すaddEventListener()やremoveEventListener()のようなメソッドを提供します。 AsterClickは、HTML5 WebSocketコネクションの永続性を悪用するブラウザのポーリング・サーバを取り除いています。クライアントとサーバ間の通信プロトコルは、XMLをベースにしています。コマンドは、XML文字列、XMLオブジェクト、JSONオブジェクトを用いてJavaScriptクラスを介して送信することができます。クライアントは、同時に複数のAsteriskサーバに接続することができます。AsterClickのサーバ側コンポーネントは、カスタムしたAsterClickコマンド及びサーバ側プラグインと同じXMLストリームを共有するすべての関連するイベントの両方をフックします。