[カスタムレイヤーパターンについて説明]

以下、Mac OS X上で操作すると仮定して説明しますが、Windows/Linuxともに、ほとんど操作方法は同じです。

カスタムレイヤーパターンとは?

カスタムレイヤーパターンとは、キャラクターセットの既定のレイヤー順序とは異なる順序でのパーツの表示を行うためのものです。

キャラクターなんとか機では、ver3から「目や眉を前髪に隠す」といった設定ができるようになりましたが、キャラクターなんとかJではVer0.999から、これに近しい機能として実装したものです。

デフォルトのキャラクターなんとか機ver3互換のキャラクターセットを使っている場合、自動的に「目や眉を前髪に隠す」レイヤーパターンが設定されます。(もちろん、自分で修正することも可能です。)

カスタムレイヤーパターンの選択

メニューから「レイヤー」を選択します。

定義されているカスタムレイヤーパターンの一覧がメニューに表示されます。

メニューを選択すると、そのレイヤーパターンが適用されます。

customlayer1.png

複数のパターンを選択可能です。

選択したパターンに含まれるレイヤーが、すでに別のパターンが使用されている場合、そのパターンの選択は解除されます。

レイヤーパターンの定義方法

レイヤーパターンは、「レイヤーパターンの管理」から、管理ダイアログを開くことで編集できます。

customlayer2.png

パターン名を入力し、レイヤーごとの重ね順の修正を行います。

重ね順序は既存の構造に割り込めるように小数点で指定することができます。

また、「NaN」を入力すると、そのレイヤーは非表示となります。

前述のとおり、レイヤーパターンは、選択するパターンで使っているレイヤーが既に選択されているパターンが使用されている場合、その既存のパターンは自動的に選択解除されます。

したがって、複数のパターンを排他的に切り替えたいのであれば、それらのパターンに共通するレイヤーを1つ定義しておくとよいです。(レイヤー順序を変えなくてもかまいません。)

(このサンプル画像では「目」のレイヤーが、その役割を持っています。)

レイヤーの重ね順の確認

パーツの情報ダイアログで、パーツの重ね順序を表示できます。

ver0.999より、このパーツの情報ダイアログは開きっぱなしで使えるようになりました。

また、レイヤーの既定の順序と、カスタムレイヤーパターンを適用されて実際に表示に使われている順序の両方を確認できるようになっています。

customlayer3.png